株式会社MSK

メニュー

副業/Wワーク 

23.04.14 | 23.04.18 更新

Wワークとは?副業との違いやWワークする際の注意点、おすすめの仕事までご紹介

Wワークとは?副業との違いやWワークする際の注意点、おすすめの仕事までご紹介

「今より、もっと稼ぎたい」
「いろんな仕事に挑戦したい」
こうした想いがある方には、Wワークへの挑戦がおすすめです。
今回は、Wワークのメリットやデメリット、注意点などについて解説します。Wワークの始め方も紹介していますので、参考にしてください。

Wワークとは?副業・兼業・パラレルキャリアとの違いは?

まずはWワークの定義と、関連する言葉との違いについて確認しておきましょう。

Wワークとは?

Wワークとは、「定職をもちながら、夜間や休日などにほかの仕事をすること」と定義されます。つまり、平日の昼間は会社員として働き、土日にはコンビニでアルバイトをするなどの働き方のことです。

Wワークと副業・兼業との違い

Wワークと似た言葉として副業や兼業があります。いずれも、本業の傍らで行う仕事を指しているため、「Wワークをする」と「副業をする」は、ほぼ同じような意味です。
ただし、厳密に言えば副業や兼業は仕事そのものを指す言葉です。
一方、Wワークは仕事を2つ持つことを指しますので、若干のニュアンスの違いがあります。前述の例で言うと、コンビニ店員が副業・兼業ということになります。

Wワークとパラレルキャリアの違い

もう1つ、Wワークに関連する言葉としてパラレルキャリアがあります。これは、本業に就きながら第2のキャリアを構築することです。
例えば、本業は会社員ですが、趣味でハンドメイドグッズを販売しているような場合は、パラレルキャリアを築いている状態といえます。なお、パラレルキャリアは収入の有無によらないため、ボランティア活動なども含まれます。

Wワークをする際の注意点

Wワークをはじめる際には、いくつかの注意点を知っておく必要があります

勤務先の就業規則や規定などの確認

一部の会社は、就業規則や規定でWワークを禁止しています。副業がOKな場合も、届け出が必要になるケースなどもあるため、事前に確認しておきましょう。
なお、禁止にもかかわらず副業を行ったことが裁判になった際には、企業側の「情報漏えいや企業への損害が懸念される」という主張が認められたケースもあるため、注意が必要です。

社会保険の加入に関して

社会保険とは、「健康保険」「厚生年金保険」「雇用保険」「労災保険」「介護保険」の総称です。もしも、副業先で社会保険の加入条件を満たしてしまった場合には、どちらの勤務先で申請するかの選択が必要になります。多くの場合、収入が多いほうの会社を選びますが、念のため、各々に相談をしておきましょう。なお、下記は社会保険の加入条件です。

労災保険
雇用保険
● 雇用契約期間が31日以上ある
● 1週間の所定労働時間が20時間以上ある
● 学生ではない
上記すべてを満たす場合は加入が必要
健康保険
厚生年金
介護保険
● 雇用契約期間が2か月以上の見込みがある
● 1週間の所定労働時間が20時間以上ある
● 月額8万8000円以上ある
● 会社の従業員数が101人以上いる
● 学生ではない
上記すべてを満たす場合は加入が必要

税金と確定申告について

Wワークをしていて、主とする給与以外の年間所得が20万円を超過した場合には、翌年に確定申告を行います。なお、副業先で年末調整が行われている場合にも、ほかの企業で働いた際の所得が20万円を超えていれば、確定申告が必要です。
もし、20万円を超えていなかったとしても、年末調整がされていない源泉徴収票があれば、確定申告によって所得税還付が受けられる可能性もあるため、税務署に相談をしてみましょう。
一方、「事業所得」「雑所得」など、自ら事業を行って得た所得については、確定申告は不要になります。ただし、雑所得については20万円を超えると確定申告が必要になるため注意しましょう。
また、Wワークをする際には税金の知識についても知っておきましょう。2023年現在では、所得が103万円を超えると所得税や住民税の課税対象となります。税金を少しでも安くするためには、所得合算額が103万円以内になるよう調整をしてみてください。

Wワークをするメリット

収入の増加

Wワークを行うことによる最大のメリットは、収入が増えることです。
会社員の場合は、出来高制を除き、年に数回の昇給で評価されるしか収入が増える見込みはありません。複数の収入源を確保できれば、生活が安定するほか、退職で無収入になるといったリスクを低減できます。

キャリアアップにつながる

本職とは別の業種を副業に選ぶことで、ほかの仕事のスキルが身につきます。特に、「実はチャレンジしてみたい業界がある」という人にとってはメリットが大きいでしょう。いきなり転職するのは不安なものですが、まずはWワークでその職業を体感してみる、というものおすすめです。
なお、仕事に就くということは、その業界の人脈を築くことにもつながります。今後、独立などを考えている方にも、Wワークは大きなメリットになるのです。

経験の幅・視野が広がる

仕事の仕方は会社によって大きく異なります。近しい業界でWワークをした場合でも、新鮮な発見があり、本業とは別の経験が積めるでしょう。
また、幅広い業種の職場を見ることで、自身の視野も広がるはずです。今後のキャリアに必ず生きる経験となり、収入以上のメリットを得られる可能性もあります。

一方が、もう一方のストレス緩和の役割を果たす

普段デスクワークに就いている方が、体を動かす職種でWワークをはじめると、ストレス発散につながる場合があります。異なる頭や体を動かすことは、気分転換にも最適でしょう。
また、本業とは異なるコミュニティに属することになるため、そこで良い人間関係を築ければ、Wワークがより楽しくなります。

Wワークをするデメリット

収入増加だけではなく、キャリアアップも含め、様々なメリットがあるWワーク。しかし、デメリットを意識しないと本末転倒を招く可能性もあるため、注意が必要です。

スケジュール管理の大変さ

Wワークをする上で、もっとも大変なのがスケジューリングです。休日や空いた時間を使い取り組むことで収入が得られますが、その分、予定も埋まっていきます。友人や家族と過ごせる時間が少なくなり、ストレスを感じることもあるでしょう。
特に、はじめのうちはWワークに慣れるためにも、過密スケジュールは避けるのが無難です。ある程度の余裕を持った状態で、少しずつ副業の割合を増やしていけるとよいでしょう。

体調管理

スケジュールの過密によって引き起こされるのは、ストレスだけではなく、体調を崩してしまう恐れがあります。万が一、過労で倒れてしまうと、本業はもちろん、副業先にも迷惑をかけることになりかねません。
倒れることはないにせよ、過労が続けば集中力が乱れ、注意力も散漫になりがちです。仕事でミスが続けば、Wワークどころではなくなるので、前述のスケジューリングと合わせて、ご自身の体調管理には十分注意しましょう。

本業への影響

過密なスケジュールによって疲弊し、体調も万全ではないとなれば、本業に大きな支障をきたします。Wワークは、現在の仕事があってこそ成り立つもの。にもかかわらず、本業に悪影響が出てしまうのは本末転倒です。
大前提として、本業では、これまでどおりのパフォーマンスを発揮することがWワークでは求められます。その上で、余力を副業に充てる働き方を考えましょう。

Wワークに向いている、おすすめの仕事

在宅系ワーク

データ入力や事務処理といったデスクワークは、在宅でも行える手軽な仕事です。Webサイトの作成やライティングが得意な方は、アフィリエイトなどで稼ぐのもおすすめです。

コンビニ

自宅近くのコンビニで働くのも、Wワークに向いています。経験などは不要で、短時間のシフトも選べることから、空き時間で働きたい方におすすめです。

講師

塾や家庭教師などの講師業は、自分の得意を生かせる仕事です。時間給も高いため、収入面でも有利。そのほか、パソコン講師やスマホ講師といった職種もあります。

ハンドメイド

手作り品を販売して稼ぐ方法です。直接ユーザら喜びの声をもらえたり、値段を自分で決められたりと、大きなやりがいを感じられます。

投資

株やFXなど、投資を通じて稼ぐ方法です。ある程度の元手がいるほか、損益などのリスクもありますが、上手くいった場合は本業以上の収入が得られる可能性もあります。

Wワークを始める方法

次に、実際にWワークをはじめる際の流れについても、確認しておきましょう。

STEP1.会社の就業規則を確認する

まずは、現在働いている会社がWワークを許可しているかを確認しましょう。就業規則のなかに副業禁止に関する規定があれば、Wワークは控えるのが賢明です。もし、この規定に従わず副業を行い、それが会社に知られてしまった場合、懲戒処分の対象になるおそれもあります。

STEP2.自分の目標を確認

会社で副業が禁止されていないことを確認したら、次になぜWワークをしたいのかを、一度振り返ってみてください。その上で、どのような目標を立てるかを、真剣に考えてみましょう。
例えば……
● 将来的なりたい職業があり、そのスキルを身につけたい
● 貯金額○○○万円を達成したい
● 空いている時間を活かして、視野を広げたい
Wワークを前向きにとらえ、その上で働ける日数と時間について、具体的に試算をしてみましょう。

STEP3.エントリーする

副業先の具体的な条件などが明確になったら、次は、求人を探してエントリーをします。事前に決めた目標から外れていないか、などを踏まえて選びましょう。
なお、自分で求人を探すのではなく、人材紹介サービスなどを使って斡旋してもらうのも、おすすめの方法です。この場合は、自分が働きたいと考える職種などに強い人材紹介サービスに登録しておくことが大切です。

STEP4.確定申告を確認する

毎年2月16日~3月15日までの1ヵ月間は、確定申告の提出期間です。Wワークを始めて確定申告が必要になった場合には、申告書を忘れずに提出しましょう。

まとめ

Wワークは、単に収入を増やすだけではなく、将来の幅を広げたり、目標達成の近道になったりといったメリットがあります。スケジュールや体調の管理が難しくなるケースもありますが、事前に正しい目標を定め、実現可能なプランを立てていれば問題はありません。現在の仕事にプラスした挑戦をとお考えの方は、ぜひ、検討してみましょう。

シェアする

キーワードからコラムを探す

タグからコラムを探す

MSKでは、警備・交通誘導・災害支援など各種スタッフを随時募集中です。
お気軽にお問い合わせください。